「ストレッチやらなきゃいけないけど、めんどくさい…」
「部屋を片付けたいけど、なんか気が進まない…」
「返信しなきゃだけど、つい後回しにしちゃう…」
こうした「めんどくさい」という気持ち、誰でも経験がありますよね。
でも、この感情に支配されると、やるべきことがどんどん溜まり、結果的にストレスが増えてしまいます。
実は、「めんどくさい」と感じるのは 脳の仕組みや心理的な要因 が関係しています。
今回は、心理学の視点から「めんどくさい」を減らし、スムーズに行動できるようになる秘訣を紹介します!
① 「めんどくさい」は脳のエネルギー節約モード
脳はできるだけエネルギーを使わずに済むようにできています。
新しいことや労力を使うことを避けようとするのは、 脳の省エネモードが働いているからです。
つまり、「めんどくさい」と感じるのはあなたの意志が弱いせいではなく、脳が正常に機能している証拠なんです!
でも、それに流されると何も進まないので、対策が必要ですね。
② 「とりあえず1分だけ」作戦
心理学には 「作業興奮(ザイガルニク効果)」 というものがあります。
これは、「とりあえず始めると、途中でやめたくなくなる」という心理効果です。
例えば、勉強や掃除がめんどくさいと感じたら…
✅ 「1分だけやろう」と決めて始める
✅ とにかく手を動かす(やる気が出てから始めるのではなく、先に動く)
すると、脳が 「あれ? せっかく始めたんだから、もうちょっとやるか」となり、意外と続けられるんです!
③ ハードルを下げる
「めんどくさい」と感じるのは、目の前のタスクが 大きすぎることが原因の一つです。
例えば、
- ✖「部屋を片付ける」 → 〇 「机の上だけ片付ける」
- ✖「レポートを書く」 → 〇 「最初の1行だけ書く」
✖ 「運動する」 → 〇 「ストレッチをする」
このように タスクを小さく分けると、脳が「これならできそう」と感じやすくなり、行動に移しやすくなります。
④ 「終わった後の気分」を想像する
人は「めんどくさい」と思うと目の前の負担 ばかりに注目しがちです。
そこで、終わった後のスッキリした気持ちをイメージするのがポイント!
例えば、
✅ ストレッチを終わらせたら → 自由にゲームができる
✅ 片付けが終わったら → 部屋が快適になって気持ちいい
✅ 返信を済ませたら → もう気にしなくていいからスッキリする
このように 「やることの先にあるメリット」 を考えると、意外とすぐに動けるようになります。
⑤ ごほうびシステムを活用する
「〇〇をやったら、ごほうび!」という 報酬系の仕組みを使うのも効果的。
✅ ストレッチを終わらせたら、好きなドラマを観る
✅ 片付けが終わったら、お気に入りのスイーツを食べる
✅ 返信を済ませたら、音楽を聴きながらリラックスする
こうすると、脳が「これをやったら楽しいことが待っている!」と学習し、めんどくささが軽減されます。
まとめ
「めんどくさい」をなくすためには、脳の仕組みを理解して工夫することが大切!
✔「とりあえず1分だけやる」
✔「タスクを小さく分ける」
✔ 「終わった後のスッキリ感を想像する」
✔ 「ごほうびを用意する」
このような方法を試せば、少しずつ「めんどくさい」を克服できるはず!
小さな工夫で、気持ちよく行動できる毎日を目指しましょう✨
日本こころのケア協会
住所:東京都町田市森野1-36-2 セレステ町田1F
電話番号:042-709-6531
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